ノベルティやプレゼントという言葉はよく使われますが、実際に「配る」「付ける」といった場面を考えていくと、
その中身はいくつかの種類に分かれています。
展示会で配るもの、購入者に付ける特典、抽選で当たるキャンペーン。
同じように見えても、実はそれぞれ性質が違います。
今回はその入り口として、よく使われる言葉の意味を整理してみます。
こうした「総付景品」や「懸賞」といった言葉は、景品表示法の中で使われている考え方がもとになっています。
日常的にはあまり意識されませんが、実務としてグッズを用意する場面では、
こうした区分を知っておくと整理しやすくなります。
ノベルティやプレゼントの違いを整理しながら、総付景品と懸賞(オープン・クローズド)の
基本的な考え方を解説します。
総付景品の形
まずよく使われるのが、いわゆる「総付景品」です。
これは、商品を購入した人や来店した人など、条件を満たした人全員にもれなく提供されるものです。
例えば、「商品を購入するとトートバッグがもらえる」といったケースがこれにあたります。
購入したことに対して付けられる特典、という形です。
何も購入していなくても、街頭で広告付きポケットティッシュを配布する多くの場合は、
この総付景品に該当します。
懸賞の形
一方で、抽選によって当たるタイプのものは「懸賞」として扱われます。
すべての人に配るのではなく、当選した人だけが受け取る形です。
オープン懸賞の形
誰でも応募できるものは「オープン懸賞」と呼ばれます。
商品を購入しなくても参加できる点が特徴です。
SNSでのフォローや応募フォームからの参加など、広く参加を募るケースがこれにあたります。
クローズド懸賞(一般懸賞)の形
商品を購入した人だけが応募できるものは、「クローズド懸賞(一般懸賞)」と呼ばれることがあります。
例えば、「購入者限定で応募できるプレゼントキャンペーン」などです。
購入という行為が条件になっている点が特徴です。
景品の目的の考え方
景品やノベルティを用意する目的もさまざまです。
来店や参加を促すためのものなのか。
それとも、購入を後押しするための特典なのか。
集客を目的とする場合と、売上アップを目的とする場合では、選ばれる方法も変わってきます。
全員に配るのか、条件をつけるのか、抽選にするのか。
こうした違いも、目的によって自然と決まっていくものです。
「配る」ということの考え方
こうして見ると、「配る」と一言で言っても、すべて同じ扱いではないことが分かります。
全員に提供するのか、条件をつけるのか、それとも抽選にするのか。
その違いによって、考え方や扱いも変わってきます。
実際にグッズを用意する場面では、この違いを意識しておくだけでも整理しやすくなります。
まとめ
ノベルティやプレゼントは、一つの形だけではありません。
総付景品、懸賞(オープン懸賞・クローズド懸賞)といった形に分かれており、それぞれ役割が異なります。
また、どの形を選ぶかは、集客なのか売上なのかといった目的によっても変わってきます。
まずは言葉の意味を揃えること。
そこから、どの形で提供するのかを考えていくことが大切です。
