バンドの物販は「何を作れば売れるか」と考えがちです。
しかし実際には、グッズは“売るもの”というよりも、
応援を受け取るための仕組みに近いものです。
買う側は機能や使い方で選んでいるわけではありません。
応援したい、記念として残したい。
その気持ちが動いたときに、グッズは手に取られます。
この記事では、バンド経験の視点から、物販で考えるべき現実的なポイントを整理します。
最初にTシャツは作らないほうがいい
バンドグッズといえばTシャツを思い浮かべがちですが、
最初に手を出すにはハードルが高い商品です。
・サイズ展開が必要
・価格が上がる
・在庫リスクが大きい
・かさばる、持ち帰りにくい
さらに、Tシャツは
本当のファンしか買わない商品です。
そのため、活動初期の段階では売れにくく、
在庫として残るリスクも高くなります。
Tシャツは「浸透してから」の商品
Tシャツが成立するのは、次のような状態になってからです。
・バンド名が認知されている
・ファンが繰り返しライブに来る
・“身につけたい”と思われる段階
この段階で初めて、Tシャツはグッズとして機能します。
それまでは
👉 演者用・スタッフ用として作る
👉 露出を増やして認知を広げる
この使い方の方が現実的です。
グッズは「応援」を止めない設計にする
買う側は、使い道ではなく
・応援したい
・記念に残したい
という気持ちで購入します。
そのため重要なのは
👉 その気持ちを止めないこと
以下の要素があると、購入は止まります。
・価格が高い
・サイズで迷う
・持ち帰りにくい
・荷物になる
Tシャツはこれらをすべて含んでいます。
最初に選ぶべきグッズ
活動初期であれば、以下のようなグッズが現実的です。
・ステッカー
・缶バッジ
・トートバッグ
・クリアファイル
無難な商品ですが、これらは
・価格が低い
・サイズがない
・持ち帰りやすい
👉 迷わず買ってもらえる
まとめ
バンドグッズは、商品を売るものではありません。
・買う側は応援や記念で購入する
・売る側は活動資金として受け取る
この関係が成立したときに、物販は機能します。
そのため重要なのは
・売れるものを考えることではなく
・応援を止めないこと
です。
Tシャツはその先にある選択肢です。
最初は無理に手を出す必要はありません。
当ショップにない商品は問い合わせください。
このコラムに挙げてた商品は、当社で作成可能です。
