オリジナルグッズを作るとき、多くの方が気になるのが「いくらぐらいかかるのか」という点です。
ただ実際には、価格は商品代だけで決まるわけではありません。
数量や印刷方法、デザイン内容など、いくつかの条件によって変わります。
この記事では、オリジナルグッズ制作の費用がどのように決まるのか、基本的な考え方を整理します。
費用は商品代だけではない
既製品をそのまま購入する場合は、商品代と送料だけで届きます。
しかし、オリジナルグッズを作る場合は、次のような費用が加わります。
印刷代(プリント代)
シルク印刷、パッド印刷、転写、レーザー加工など、印刷方法によって費用は変わります。
基本的には 商品1個ごとに印刷代 が追加されます。
版代
印刷をするためには、版下を作成する必要があります。
これが版代です。
版代は「一カ所・一色」ごとに発生するのが基本で、サイズが変わる場合も新しく作成が必要になります。
ただし、一度作った版は同じ仕様であれば再利用できることもあります。
内職・梱包作業
箱から商品を出して印刷し、乾燥後に戻して梱包する――
こうした作業は人の手で行うため、実際にはコストがかかっています。
印刷代に含まれている場合もありますが、費用の要素として知っておくと理解しやすい部分です。
数量によって単価が変わる理由
版代は商品や工場によって異なりますが、目安として7,000円〜1万円以上になることもあります。
版代は数量に関係なくかかるため、数量が増えるほど1個あたりの負担は小さくなります。
例:
- 版代1万円を1,000個で割る → 1個あたり約10円
- 版代1万円を100個で割る → 1個あたり約100円
このように、数量が増えると単価は下がります。
ただし、作りすぎて在庫になると逆にコスト増になることもあります。
必要な数量を見極めることが大切です。
※小ロット制作については別記事でも解説しています。

費用が上がりやすいケース
色数が多い
基本は「一カ所一色」。
色が増えるほど版代・印刷代が増えます。
印刷位置が増える
バッグなら表・裏、Tシャツなら背・胸・袖など印刷面が増えると、その分版代も印刷代のかかります。
コストが加算されます。
フルカラー印刷
転写やインクジェットなどで表現力は高まりますが、一般的にコストは上がります。
範囲が広いフルカラーは、高くなります。
予算から考える方法
まず、全体の予算を決める方法もおすすめです。
例えば:
- 総予算を決める
- 数量で割る
- 1個あたりにかけられる金額を考える
そこから印刷費を引いていくと、商品選びが現実的になります。
迷ったら概算相談で大丈夫
展示会などでは、ノベルティの予算が最後まで決まらないこともよくあります。
最初はざっくりとした予算でも問題ありません。
「いつまでに必要か」だけでも分かれば、条件に合った提案はできます。
